バックパックに10日分の食料。
史上最強に重くなったバックパックを担ぎイースター島に向かった。
滞在日数は9泊10日。
久しぶりの南国の風に包まれながらミヒノワという宿でテント泊した。
目の前に海、そしてそこに毎日夕日が沈む。
いくらこの宿がゴキブリちゃんの巣窟でも、そのロケーションだけで充分。
モアイで有名な島やけど、それ以外はなんもないって言っていいほどである。
強いて言うならマリファナをその辺で栽培しまくってるぐらいだろうか。
海に囲まれたのどかな島。
毎日釣りをしてたな。
ペットボトルに糸を巻き付けパンや鶏肉を餌に魚を釣る。
これが思ってもみないほどよく釣れるから晩飯にはことたらんかった。
地元民と一緒に釣りをして、こっちがデカイ魚を釣れてなかったら恵んでくれる。
マグロのカマのスープや刺身を御馳走してくれる。
島の人達っていうのは多分世界中親切な気がする。
多分、都会で廃れて行く人間の心ってのを持ち続けてるんやと思う。
豊かな自然がそうさせてくれているのかも知れないな〜なんてことを思った。
モアイがなんで作られ、どうやって作られたなんてことには一切興味はないけれど、不気味でなんとも愛らしく存在するモアイは面白かった。
けどそびえ立つモアイはなんとも哀しげな、そんな感じがしたな。
あぁ島はいい。
のんびりしてばかりの旅やけど、島時間てのは特別。
まさか小学生の頃から知っていたイースターに行けるなんて思ってもみなかったけど、来て良かったと素直に思える。
ここは来るべき場所の一つだろうな。
また都会に戻るのかと思うと、なんともやるせない気持ちになるな〜。
よかったらポチッとおしてくんなさいな。
ランキングあがるみたいよ。
にほんブログ村
2015/04/16
2015/04/05
ドス!サンティアゴ。
チリの大都市サンティアゴに来るのは2回目だった。
チリという北には砂漠があり、南にはパタゴニアの大地があり、西には海、東にはアンデス山脈という細く長く伸びた国のど真ん中に位置する大都市。
この自然に囲まれた国のどこにこんなに経済が発展する力があったのか、それを考えると不思議でならない。
なぜなら僕のイメージしていた南米とはあまりにもかけ離れていることが多い。
サンティアゴはまるで日本のようだった。
欲しい物は何でも手に入り、交通機関、医療機関も発展している。
ラッシュ時の混み方と電車の数も日本のそれであった。
食も豊かで、肉も安い。豚が1kgで500円ほどで買えた。
南米で初めて梨も見た。
アニメもスラムダンクまで知っている。
その影響か、日本語を話せる若者が多い。
チリ人の人柄も、どことなくシャイでそして愛くるしかった。
それでも実はすることはあまりない。
出来すぎた街に出来すぎた環境。
旅をする上での見所はないに等しい。
それでも日本人なら好きになれる。
そんな部分が散りばめられた街なのかもしれない。
登録:
投稿 (Atom)