2014/02/28

さぁ、ジョグジャへ行こうか。

バリのデンパサールのバスターミナルからバスとフェリーで約20時間。
ジョグジャカルタに着いた。
20時間の移動は初めて。
飛行機なら1時間。けどなるべく陸路を使えるなら陸路で行きたい。
世界の広さを知る為に。
ウブンバスターミナルでもぼったくってくるからご注意を。
相場は2000円(200000ルピア)ぐらい。
最初3000円とか言ってくる。
「それ、高いやろ??」
「高くないよ。嘘だと思うならこっち来て確認しろ。」
確認しに向かう。思いっきり2750円。
「3000円ちゃうやんけ!!」
「あとで、250円おつり渡すつもりだったよ?」
嘘つくな。
「お前もういい。しゃべるな。」
何個もバスの窓口があるから隣の窓口で聞く。
「ジョグジャまでいくら?」
「ん〜〜〜〜〜〜〜、、、、、、???」
窓口のお姉さん悩んでる。
そこにすかさず横からまたいらん奴がきて、
「2750円やんな〜??」
窓口のお姉さん、
「そう!2750円です!!」
死ね。嘘つくのどんだけ下手やねん。
「お前らもういい!こっちくんな!!」
って、言って反対側の窓口へ。
一番優しそうなお姉さんを選ぶ。
「ジョグジャまでいくら??」
「2200円です。」
まだ探せばあるんだろうけど、妥当なのでここに決める。
「ならそれで。」
「因に向こうの奴ら、3000円とか言ってくるねんけど。」
っていったらお姉さんも呆れ顔。
良い人でよかった。
腹も減ったので長旅に備え飯を食う。
ワルンはうまいし安いし、なんせ人が良い。
一人で食べてたら大体、日本語か英語を喋れる人が話しかけてくれる。
そこでも、話しかけられた。
「日本人ですか??」
「そうだよ。」
「どこまで行くんだ?」
「ジョグジャカルタだよ。」
「何しに?」
「ボロブドゥール観にだよ。」
「何日いるんだ?」
「2日間かな。」
「どこのバス会社だ?」
「ここだよ。」とチケットを見せる。
「ここは良い会社だ。」
ホッと僕。
「いくらだった?」
「220000ルピアだった。」
「大丈夫。その値段は定価だよ。」
ホッと、また僕。
「彼女はいないのか?」
「いないよ。」
「結婚は?」
「してないよ。」
ジョークまがいに、
「皆が彼女で、皆が奥さんだから。」
と答える。彼ら笑って、
「No woman,No cry!!!」
って言う。僕も笑う。そいつが、
「 俺なんて嫁がいるけど地獄だぜ!!Hell !!!! Hell !!!!」
って言ってくる。けどその顔は幸せそう。
「バリで女は作ったか?」
「作ってないよ。」
「そりゃダメだぜ!!もったいない!!」
って言われる。そこにその店のおかみさんが、
「あんた、またそんな事言って〜!!」
とツッコム。そしたらその店にいた人達大爆笑。素敵な時間だ。
おかみさんが、
「ところでバス何時なの??」
「3時だよ。」
「3時!?ダメダメ!急いで!!みんな揃ったら出発するんだから!!」
慌ててお金を払い立ち去る。
皆、暖かく見送ってくれた。
バリを出る時に笑顔で出れてよかった。






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2014/02/27

バリもそろそろだな。

クタに戻ってからは3日間のんびりとすごした。
いつもの場所でいつもの奴らに会い、海を眺め。
バイクでヌサドゥアに行ったり、焼き肉食いに行ったり、クラブ行ったり、街歩いたり、ナイトマーケット行ったり。
そろそろ、出時だな。
明日からはジョグジャカルタに行こう。
世界遺産であるボロブドゥールとプランバナンを観に。















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2014/02/25

ウブドで過ごした2泊3日。

ウブドへは、ケイティが泊まってるホテルのスナちゃん(バリ人)がウブドに住んでいるので、仕事終わりにバイクで一緒に行く事になった。
スナちゃん家お宅訪問w
でかい。
お母さんと娘さんがいきなり来た僕にビックリするのかと思いきや、全く微動だにしない。
庭には犬がいて猫がいてニワトリがいて豚がいる。
ランブータンもマンゴーもグァバの木もある。
なんじゃここ。
ランブータンがちょうど食べごろらしく、おやつにとスナちゃん木に登ってランブータン狩り。袋の中はランブータンで一杯。1人じゃ絶対食えない量。1人ブータン祭り。
スナちゃん暇だからとウブド案内してくれる事に。
宿まで連れて行ってもらってから、王様の家を見学、そして一緒に晩飯を食べる。
どうしても食べて欲しいと連れて行ってくれたのが、『IBU OKA』という豚の丸焼きをだしているお店。さすがに丸焼きは食えないけど、その部分部分を食べる。
うまいっ!!450円ぐらい。うん、安い。
お会計になり、僕困惑する。
スナちゃんに払う素振り全くない、、、w
おい、スナ。
奢ってやるつもりなんてないぞ。早く財布をだせ。
そしたらスナちゃん、やっと、「お金ある?」と聞いて来た。
「うん、自分の分だけね。」と、僕。
やっとだしやがった。アブね。
まー少しだけ多く払っときましたよ♪♪
夜は、王宮でレゴンダンスをやるのを知り、見に行く事に。
バリ3大ダンス(ケチャ、レゴン、バロン)の1つ。
これもおもしろかった。鐘の音が僕を少しトランス状態にしてくれた。
クタと違い夜は静かなウブド。
もう宿に帰ろう。
宿でカナダ人のマリオとフランス人のオリビアと出逢う。

次の日は、バイクを借りライステラスとキンタマーニ高原を目指す。
この2つ一本道だから簡単にいける。が、穴ぼこ障害だらけの悪路をひたすら登る。
なんとかしてくれよ。
ライステラスは凄く綺麗だと聞いていた。
噂通り綺麗だった。バカでかい段々畑。美しい。
その中を歩いてみる事に。
しっかり入場料とられるし、畑のおばちゃん写真撮ったらチップくれだって。
そんなあなたに20円あげよう。
暑い中歩き疲れたので、ライステラスを眺めながら優雅にコーヒーでも飲む事にしよう。
が、突然現れた中国人の団体のせいで台無し。
あいつらに優雅という言葉はない。
終始、写真撮影。しかもうるさい。チッ!!
そこからキンタマーニ、、、今更だけど、あなた今やらしい想像してププッって笑ったでしょ?うわ〜〜〜〜www
うん、キンタマーニまで40分ぐらい山道を走る。
どんどん雲行きが悪くなる。
ん〜これはやばそうだな〜と思っていたらもっとヤバい事に。
突然、脇に停滞していた欧米人のカップルとバリ人のガイドらしき奴に、
「ポリーーーーーーース!!!!!」と、叫ばれる。
そう、バイクを借りてる奴のほとんどが無免許運転な訳だ。
僕は因みに国際免許を持っている。
大丈夫、大丈夫!!とカバンの中見てみる。
無い、、、、まさか、、、
宿に忘れたみたいだ。
しまった。警察につかまると賄賂を渡さないと通してくれない。
相場は運がよければ500円、運が悪ければ1万円。
つまり本当に運次第。
警察が昼飯時に立ち去るのを待つ。
そしたら突然のスコール。ついてない。
ちょうど近くに、コーヒー農園があったのでそこで雨宿りさせてもらう。
ここの奴らが良い奴らだった。
タダでコーヒー飲ませてくれたり、日本のドラマ(デタラメヒーロー)を見たり、ドラえもんやクレヨンしんちゃんや緋村剣心が好きだという話になったり、ミヤビという日本のAV女優にはお世話になってるよありがとうなんて感謝されたり。
まだ20代の彼らはその中でも、クローズが大好きらしく、僕の事を「ゲンジ」と呼んでくる。違うといっても辞めない。もーいいや、好きに呼んでろ。
雨が止まない。
止んだとしても更に山を登るから、キンタマーニ高原の景色はきっと霧の中だろう。
そして、警察もどかない。
危険を冒してまで行く必要はない。
こいつらにも世話になった。
このコーヒー農園を見学して帰ろう。
ガイド料は無料。のどかな場所で雨の音を聞きながら、Luwak Coffeeを飲む。
コーヒーは1杯、500円。高い。けどうまい。
ジャコネコという動物が食べる上質な豆だけを取って作られるらしい。
バリコーヒーとは比べ物にならない。
雨が止むまで、ガイドの彼と話す。
若いのに結婚して、子供もいるんだと。
給料が安いから家族を養うのは大変なんだと。
けど、幸せだからいいんだ。って彼は言うんだ。
なんか、感動しちゃった。
雨も止んだので、宿へ引き返すことにした。
帰るとき、彼らが日本語で、
「ゲンジー!!さよならー!!またねー!!」と見送ってくれた。
少し嬉しくなった。
けど、もう一度だけ言っておこう。僕の名前は「ゲンジ」ではない。
ウブドの町に戻り、腹も減ったので紹介された日本人が経営している店「Biah Biah」へ。
すごく素敵なお店。店内に普通にニワトリが歩いている。
日本人経営なのに良心的価格、更にうまい。
その日本人の人に会えるか分からなかったんだけど、突然「カヨちゃんのお友達??」
と声をかけられた。
見事に会えた。
彼の名前はゆうじさん。
ウブドが好きで移住。大変な事もあるし、低価格でやってるからお金もたまらないけど、その分沢山人が来てくれるから、楽しいんだとゆうじさんは言っていた。
あなたの店には人が集まりますよ。
そんな雰囲気を持つ人だったな。
これからウブドに行った時はお世話になります。

3日目は昼にクタに戻ることにした。
ここで落とし穴。
クタに戻るバスは大体500円ぐらい。
町を歩いていると、クタまで250,RPの店を見つける。
半額やん!!安っ!!
と思って即購入。
結果2500円取られる。
数字が大きいルピア。
安さに目がくらんだ僕のケアレスミス。
ただ、それをわざとらしくやってるからむかつく。死ね。
まぁ良い教訓。
ウブドはのんびりと素敵な町だった。
また来たいな。そう心から思う。






























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2014/02/23

バリのビーチで髪を切る。

この日は、ケイティの髪を切る約束をした日。
いつもの場所で待ち合わせ。
僕も彼も海を目の前に切るのは初めて。
僕はこの旅であと何度かあるかも知れないが、彼にとっては最初で最後かも知れない。
良い思い出になると、快く髪を任せてもらえる事になった。
いつもの場所。
そう、サトが経営するサーフボードレンタルショップの前。
ここの奴らともずいぶん仲良くなった。
カメラマンはサト。
会う度、サーフボードよりマッシュルームと女を買いに行こうと誘ってくる妻帯者。
けどなんか憎めないオヤジ。
カメラを渡すとなんかしらんが俄然やる気。
もういいよ!って言ってんのに360度いたるところから撮りまくる。
もはや一人トランス状態、、、w
波の音を聞きながら髪を切る。
ケイティも目をつむり、波と鋏の音を聞いている。
あとで聞いたら、彼もトランス状態だったらしい、、、こいつらw
素敵な出逢いから生まれたひと時。
これ以上の喜びは無い。
髪を切り終えた彼は、ビールを奢ってくれた。
海を見ながら二人で飲む。
これ以上にうまい酒も無い。
素敵な時間をありがとう。

夜は、ウルワツへサンセットとケチャダンスを見に行く事に。
ケイティも暇だからとついて来てくれることに。
んなら、サトがバイクで500円ガソリン込みで連れてってくれるという。
近いと言っても場所分からんし、500円ぐらいならと承諾。
のちにサト連れて行って良かったと思わされたのでよかった。
夕日の沈むウルワツでその時間に毎日行われるケチャダンス。
男達が、ケチャケチャとなんやブツブツ言いながら行われる劇。
うん、おもろい!!
おもろすぎて夕日見るの忘れてた!!w
その後、サトがヤギを食いに行こうと安いワルンへ。
250円。安い。そしてこれも美味。
ヤギは精力増強剤。食い終わったサトは目を血ばらせながら言う。
このまま女だ!!
そういう魂胆か、、、w
もしバリで女を買いたい人がいるなら、サヌールですよー。
3000~5000円ぐらいね〜。
でも気をつけなはれや!!惚れてはしまわんやろうけど!!w
僕が行ったかどうかはご想像にお任せします♪w
一日一日が濃い。
明日はウブドへ向かう。











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2014/02/22

バリ島観光と宗教観と人の幸せ。

5日目。
ようやくバリ島観光。
キキとルートを決める。
ウルワツ寺院のサンセットを見たかったんだけど、クタからすぐらしいので自分で行く事にし、今日はキキのオススメの所に行く事にした。
まず初めは、モンキーフォレスト。
可愛い野生の猿達が、森の中にある寺院に沢山いる。
普通に肩や背中に乗ってくる。
小便垂らされるのが怖い、、、w
その瞬間を僕のカメラでは写真を撮ってくれない。
後で、買わす魂胆。
まーしゃーない。1枚くらい買ってあげるよ。
車を走らせ北の山奥へ。
その途中に現れた、マーケット。
チャンディクニンマーケットというらしい。
まずここで腹ごしらえ。
食べるのは、ウサギの肉、、、
籠に入れられた可愛いウサギ達。
それを目の前に君たちの友達を食う僕。
なんとも残酷、、、しかし美味!!うんめーーー!!
カレースープと米もついて320円。安い。
まさかウサギを食うとは思ってなかったけど、これも経験。
そこから少し降りて行くと大きな湖がある。
ブラタン湖という。
バリには3つ湖があるがその中で一番美しいとキキはいう。
霧がかった湖はなんとも幻想的。
また車を走らせ、タマン・アユン寺院へ。
ここ?まったく大した事無い。
思い出もスルーしよう。
そして、ウルワツ同等にサンセットが有名なタナ・ロット寺院へ。
波で削られた岩の上に建てられた寺院。
すごい景観。
サンセットまでは時間があったので、願いを叶えてくれるという生きた蛇の神様を触ったり、海を渡りお祈りをして、額に米粒をつけられたりした。
海を渡る時に置いていたサンダルが海に流され大慌て。
インドネシアの国旗は赤と白。
赤は強さを表し、白は優しさや祈りを表すのだそう。
人々の願いがまた今日も叶えられているのだろう。
素晴らしいサンセットだった。ほんまに綺麗だった。
だけど、バリ人のカップルは一緒にここでサンセットを見ると別れるというジンクスがあるらしく近づかないらしい。
もったいない。けど、何処の国でもそんなんあるんだな。
僕の地元で言うと、今は無きエキスポランドといったところか。
サンセットを見ながらふいにキキと宗教観の話になった。
彼はヒンドゥー教を信仰するバリ人。
彼がそこから学んでいるのは善の心。
キキは言う。
人は皆、良い事と悪い事を知ってる。良い事をすると心から光が放たれ1つステップアップする。そして世界のありとあらゆるものからパワーをもらう。世界のありとあらゆるものは心と繋がっていて、心の中のありとあらゆるものは世界と繋がっている。そのパワーがみなぎってる人は他人から見ても違う。そういう人にはそういう人達が勝手に集まってくる。そして、願いがあるとき神はそっと自分の所にやって来て願いを叶えてくれる、と。
会った時から感じたキキの良いオーラはそこから来ているんだと感じた。
彼は家族を大事にしている。家族がいる事だけで幸せだと。
お金も必要だけどお金じゃない幸せを今持っているよ。とも言っていた。
お金ではない幸せがここにも1つ、あることを知った。

































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