2014/08/23

ヒッチハイクでフランス縦断!!

マリアンネに駅まで見送ってもらってフライブルグを出る列車に乗り込む。

行き先は、スイスのバーゼル。

所要時間約40分。

近いわっ!!!w


ここにはあるフェスに参戦する為にきた。

Isle of dreamsというEDMのフェス。

3日間のキャンプフェス。

今回は、男3人での参戦。

紹介しよう、リョージくんとのんちゃんだ。



二人ともタイのソンクラン仲間だ。


彼らに告げた。

AVICII出るで??と。

そしたら、中東を陸路で抜けてくる予定だったリョージくんがトルコでのんちゃんを引き連れてバーゼルまでやってきた。

更には僕より早く、前々日入り。

気合の入り方半端ねぇ。


タイの時からフェスの話とかしとったからな〜、一緒に来れてよかったよな〜。

ま〜けどですね〜、

3日のうち一番3人が盛り上がったのが、なんとサッカー!!

いや〜何でもフェス2日目にね、フェスをやってる会場の横の会場(Basel FC のホームスタジアム)で、あの未来のエース柿谷のホーム戦初試合があると聞いたもんだから、3人ともフェスソッチのけで応援!!

日本の国旗もって、柿谷にアピール!!

(たまたまやけど!!)

そして、後半15分からでた柿谷は、見事に1ゴール!!1アシスト!!

全員が叫ぶ!!

ヨーーーイチローーー!!カ!!キ!!タ!!ニーーーーー!!!!!!

半端ない興奮!!

この日、柿谷のお陰で帰り道の僕らは大人気だった。

ありがとう柿谷。

そして、バーゼルの皆さん、柿谷を宜しく!!


なんて、興奮しちゃったもんだから、リョージ君とのんちゃんは次の日フェス会場の中のグランドで草サッカーやってるからって参戦してフェスに行く体力まで消費、、、

そしたら嵐がきてこの日結局、何もせず就寝。

朝まで雨は降り続いたし、、、


フェスが終わり、僕らはスイス南部というかほぼイタリアのマッターホルンまで移動を試みた。

まぁ当初からそのつもりで、フェスが終わったら一週間ぐらいマッターホルン前でのんびりキャンプせーへん??

と、誘っていたのだ。

快く承諾してくれた彼ら。

じゃあと、時間もあるのでオーバーラント(4000m級の山々が連なる、ザッ!アルプス)も寄って行くかっ!!

いいっすねっ!!行きましょう!!

と、二つ返事で駅へと向かう。

そこで3人意気消チーン。

ここでもまさかのスイス爆高物価!!

2時間の列車で約10000円!!

ふざけるな!!

じゃあマッターホルンまでは??

17000円。

死ね、スイス。

行けるかっ!!

行きたいけど、行けるかっ!!!


ここは国境の街。

なので、スイスよりも安いだろうとフランスへ逃げ込み、そこからヒッチハイクでフランスを縦断し、25日にはトマティーナが開催されるから、それまでに、とりあえずバルセロナまで行こう案がリョージくんから提案された。

現在、8月11日。

トマティーナまで2週間。

余裕やな!!

けど、3人でヒッチハイクは不可能だろう。

そのうち一人ずつになって、競争的にバルセロナを目指すことになるんやろなと思っていたが、、、

3人でも爆簡単!!!

思いも寄らぬほどホイホイ捕まる!!笑


一人目から、数十分で捕まり、フランスの小さい街を案内してくれ、なんならビールを二杯ずつ奢ってくれる心優しい日本好きフランス人が乗せてくれた。


いや、なんなら3人だから歌いながら踊りながら、運転手たちを笑わせながらというハイテンションヒッチハイクのお陰か?

と、思いたいが。


当初、口には出さなかったが一人で行きたかったリョージくん。

俺ものんちゃんも、それを分かっていたし、なんなら俺も一人行動派。

けど、簡単に捕まるから行けるところまでは3人で行きたいという気持ちが少し芽生え始めてきた。

そこで、ある目標地点を決めた。

マッターホルンに、行きたかった僕ら。

山は違えど、フランスの最高峰モンブランを見ようと!!

モンブランは4600m越え。

誰でも名前ぐらいは聞いたことある山。

それが、ちょうど中間地点あたりのフランスとスイスとイタリアの国境のシャモニという街にある。

そこまではとりあえず何があっても3人で行こうやっ!!と。







そこまでの道程には、



リョージくんが建築士だから、なんかル・コルビジェの建築を見に行ったり。(のんちゃんと僕は興味ないので外まで、、、笑)

疲れた演技で年寄りの同情を買って車に乗せてもらったり。

川の流れる横でテントを張って、蚊の大群にやられたり、その緑色の川の水で珈琲を沸かしたり、それでもそこの場所の夕陽は綺麗で、流れ星なんかもらみえたりして、

大雨と寒さでテント泊なんかできず、仕方なく田舎なのに30€の宿に泊まったり、

2人組のフランス人美女が止まってくれて全員テンションだだ上がりになったり、

250km一気に行ける日もあったり、

疲れたからと交代制ヒッチハイクを導入したり、

けど、やっぱり最終的には3人でハイテンションヒッチハイクになってたり、

経路的に、1度スイスのジュネーブに入ったり、

そこで、リョージくんはアサラト、僕はジャンベ、のんちゃんはなんも楽器が無いからパフォーマーとして歌舞伎の真似で路上パフォーマンスしてみたり(金は一銭も稼げず、、、)、

何日も風呂が入れず、皆臭くなっていったり、

シャモニまでらもうすぐなのに、中々距離が稼げなかったり、

そしてそういう中で、なんとなく3人の中で3人の役割が出来ていった。

僕は料理担当。

リョージくんはナビゲーター。

のんちゃんは、買い出しや片付けやムードメーカー。

勝手にそんな感じに、、、

あとはみんなそれぞれを助けつつ。


僕はきっとどちらとでも2人でだったら絶対無理だった。

一人の方が楽だからきっとストレスだったし、寂しくて不安でも一人で行く道をとってた。

けど、この3人だったから楽しさが何よりも勝った。

どんどん楽しくなって行った。

そして中間地点で選んだモンブラン。

ここは最高だった。

キャンプサイトだったので寒さで、危うく遭難しかけたリョージくんとのんちゃんだったが、3人とも来てよかったと心から思えた。






最高峰は4600mぐらいだけど、富士よりも高い3800mの所にケーブルカーで行ける。

 そこからの景色は格別だ。






真夏でも、-5度の世界。

寒すぎる。けど、美し過ぎる。


山の上でラーメンと珈琲をしよう!といっていたが、寒さでそれどころではないんやけど、、、

そして、念願の氷河洞窟もモンブランにはある。

アイスランドで行きたくても高すぎて行けなかった氷河洞窟。

モンブランのは空気が入ってるから白く濁った氷河洞窟やねんけどそれでも美しい。




ここに2泊。

久しぶりに風呂にも入れた。

そして、星空の下このヒッチハイクで初めてで唯一、男どおし真面目な話なんかもしちゃったりして。

「志しさへあれば、なんでもできんねん!!」

そして、

「世の中はなんでも発想の転換やでっ!!」ってね!笑



んで、何も言わず次の日からまたまた3人でヒッチハイクスタート!!

目指すはバルセロナやろっ!!

と、乗せてくれたら人が降ろしてくれたのがハイウェイの路上!!

しかも車が去った後、のんが一言。

「あれ??ぼくのサブバッグは??」

!!???

やっべー!!!ねぇ!!!

車の中やー!!!!

サブバッグには、パソコン。

かろうじて金やカードやカメラはもう一つの貴重品バッグにいれてたからよかったけど、パソコンにはデータが入ってる。

けど、戻ってくるはずはないのだ、、

ここはハイウェイ。

けど、諦めがなかなかつくはずがねぇんやよねぇ。

なんせ、のんちゃんは旅に出て2週間でタイでバックパックを盗まれ、スイスの前のトルコでもロストバゲージにあいまさかのら返ってこずで、そのあとイスタンブールで7万円のボッタクリにあい、と、旅に出て4ヶ月、毎月一回のペースで何かあるという不運の持ち主。

こんな奴が世の中にはいるんだ。

同情なんてもはや必要ない。

ただアホやなぁと笑ってやればいい。

それが僕の役目。

けど、肝心の本人の気持ちが前を向かないとどうしようもないので、

僕らはのんちゃんに、

「のんちゃんが諦めがつくまで待つよ。」とだけ。

そこからのんちゃんが諦めるまで2時間以上待つことに。

意外と早かったけどねっ!笑

まぁでも、いい人だったらmailを見てくれるか送ってくれるかもしれないやん!

と、背中を少し押しヒッチハイク再開。

(実は実際にその人がのんちゃんのパソコンからmailを送ってくれ、スペインの宿まで送ってくれた。素敵な人だった。)

ハイウェイなので、誰も止まらず、、、

そして警備員に怒られる。

ハイウェイじゃない場所に連れてってもらい再開するも、この日は色々あったし疲れていた為就寝。

次の日から気合いで再開。

と、昨日ハイウェイでやってた所を見てくれてた人が拾ってくれた。

そのあとは、ほぼハイウェイのサービスエリアで寝て、ヒッチハイクの繰り返し、

トラックの運ちゃんも乗せてくれたり、

その運ちゃんがスペインとフランスの国境のラジョンクエラという街で11€で4時間ビュッフェが食べ放題だぞ!という情報をくれたり、

その情報を頼りに行ってみると、11€ではなく16€だったり、

バルセロナまで残り160kmなのにいきなり車がとまらなくなったり、

とまっても金出せとか抜かしてくる奴しかいなくなったり、

半日やってもとまらなかったり、

スペインに入って、最後の最後で超苦戦、、、

の結果、23日には確実にバルセロナに着いて24日にはマドリードに移動しないとアカン僕と、

一刻も早く、パソコンを手元に送って欲しいのんちゃんは、

ラジョンクエラでのヒッチハイクを諦め、

次の街、フィゲレスまで18km歩くことを決意。

なぜならこの日は22日。

明日、もし今日みたいに車が捕まらなければ全ての予定が狂うから。

そして、この日バルセロナに着く予定だったからテント類を捨ててきた為もう後ろには戻らないという頑固さから、

今夜中に隣街までつき、明日電車かバスで行くことを決意したのである。

リョージくんはというと、時間もあるし18km歩くのはキツイからと、一人昨日の寝床まで戻ることに。

ここへ来て、3人がバラバラになることに。

3人でバルセロナに行きたかったけど、仕方ないね。

3人拳を出し合い、

「バルセロナかバレンシアで!!」

と、約束を交わし僕とのんちゃんはリョージくんに背を向け進む。

が、歩いて数km。

嵐に見舞われる。

雨具もテントもねぇ。

止む気配もねぇ。

歩き続けるのは不可能なぐらい雨が降ってきそうなところで、ハイウェイの橋を発見。

そこで雨宿りすることに。

ラジョンクエラから7kmぐらい歩いたとこやった。

どんどん雨足が強まる。

雷も鳴り止まない。

雨宿りできる場所はここしかない。

当初雨宿りの予定が、一晩そこで過ごすことになった。

雨と雷と寒さと不安。

テントもないから完全なる野宿。

のんちゃんが言う。

「俺、日本でヒッチハイカーみたら絶対乗せます。んで、言うんです。俺も昔スイスからバルセロナまでヒッチハイクしたんだよ。そのテントも捨てた最後の夜に雨と雷に打たれて、ハイウェイの橋の下で完全な野宿をして辛かった時に、ヒッチハイカーみたら絶対のせようって思ったって。」

ははっ!!いいねぇ。

この一見、失敗と思われる決断を素敵な思い出にしようじゃないか。

けど、テントを失ったことは致命的。

雨が浸食してくるコンクリートの上にバックパックを置き、その上に横になる。

僕はまだ寝袋があるので何とかなる。

が、のんちゃんは寝袋がない。

まぁ彼は新潟育ちだから寒さに弱い僕とは違うし大丈夫だろうと思って朝が来るのを耐える。

朝が来た。

起きて横を見たときに僕は驚愕した!!

のんちゃんが訳の分からん姿で寝ていたからだ。

こんな感じで。




お分かりかな??

彼は寒さのあまり、真っ暗な中バックパックから荷物を全部取り出し、その中に足を突っ込んで寝ていた。

それに気付いた僕に、のんちゃんが目を開け自信有り気に一言。


てるさん、




「発想の転換です!!」





爆っ!!!


なんやこいつ!!おもろすぎる!!!


モンブランの夜に話した発想の転換をこんなとこで出してきよる!!

いやー久々に心から笑ったわ!!笑

ありがとう!!



んじゃ、気を取り直して残り行きましょう。




まぁ途中で何度かヒッチハイクしてみたものの結局1台も捕まらず、隣街まで総距離21km程歩き、23日のうちに電車でバルセロナまで無事辿り着けた。

僕ものんちゃんも初めてのバルセロナ。

どっからでもサグラダファミリア見えると思ってるバカな観光客。

全く見えんやないか。と、残念がりながら取った宿へ向かうことにする。

その道中、地下鉄に乗った10分。

そこで早速のんちゃんが2万円程スラれるというオチがあったことは、これを読んでくれた人だけの秘密にしてもらいたい。笑

僕はこの日、奇跡的にも同じ日にヒッチハイクでバルセロナに着いたリョージくんに一刻も早く言いたくて言いたくて仕方なかったのだが、、、笑笑



この旅で車に乗せてくれた28人の皆様に感謝を送ります。

ありがとう。






2014/08/07

家族と読んでもいいですか??

ドイツのエンディンゲンで過ごした10日間。

思ってもみなかったホームステイ。

そこで出逢ったかけがえのない人達。

その人達がくれた優しさ、思いやり。

国籍や、性別や、年齢や、言語や、宗教や、その他様々なものとは関係なく人としての温もりがそこにはありました。

僕を快く受け入れてくれたロルフとマリアンネ。

ロルフ。
あなたとは英語での会話もなかなか出来なくて、いつも遅く起きるし夜も遅かったからなかなか会えなくて、それでも会えた時は優しい目で迎えてくれて微笑んでくれて、ワインも沢山飲ませてくれて、言葉ではコミュニケーションがとれなくてもあなたの人柄の奥深さにいつも感謝していました。

ありがとう。

マリアンネ。
あなたは初めて会った時から最後までずっと変わらず素敵な人でした。ずっと変わらず僕に優しくしてくれました。本当の母のように甘えるばかりですいません。毎日毎日朝ご飯を用意してくれ、毎日毎日今日は何をしていたの?と聞いてくれ。暇さえあれば僕を何処かに連れて行ってくれましたね。あなたのその絶え間ない人に対する愛があの家族を作っているんだなぁと僕は思いました。それを僕にも向けてくれて感謝しています。

ありがとう。

セヴィー。
あなたの人懐っこさや陽気さがいつも僕を心地良くさせてくれました。まるで僕を弟のように、昔からの友のように接してくれましたね。フェスに連れていってくれ、一緒にジャンベセッションしてくれて、最後には大事なジャンベもプレゼントしてくれて、また一つ宝物が増えました。

ありがとう。

ステフィー。
ステフィーは笑顔がとっても可愛い人でした。あなたが笑うと何故か笑ってしまう。そんな魅力的な人でした。そんなあなたがロングボードを真剣に選んでいるときが一番可愛かったけどね!笑  それに、あなたが作ってくれたベジタリアン料理は衝撃的な美味しさでした。また作って欲しいな。

ありがとう。

その他にもドイツ人で初めて髪を切らせてくれたサラ、バーバラ、一緒にハイキングに行ったロルフ、手のデカすぎるゴンザーロ、髪を切らせてくれたスザンネ、一緒にフライブルグに行ったアニー、そして他にも出会ってくれた沢山の人達。


昔から、世界に憧れ、そしてウルルン滞在記みたいな出逢いを求めていた僕にとって思いもよらぬ形で過ごせた10日間。

書ききれない程沢山のことを感じました。

人と人とが繋がる上で、言葉は必要ない。思いやりだけだと思っていました。

確かにそれがあれば心は繋がるんだと感じることが出来ました。

でも、そこから入れたとき更にその深くまでいくのには言葉というものが必要なんだと初めて実感もしました。

言葉から心ではなく、心から言葉。

僕にはやはりその形があっている。

それを忘れずにしたい。

そして次に会う時には今よりも少しでもその繋がりを深くしたい。

そう思います。

あなた達のその素敵な生き方を知るために。


最後の別れの時、沢山の言葉をくれましたね。

あなたに会えて良かった。

素敵な時間を過ごせたわ、ありがとう。

いつでも帰ってきてね、鍵はテルの為に開けておくから。

と。

感謝するのは僕なのに。


不思議と涙はでなかった。

それよりも、また会いたい。

またここに来たい。いや、必ず来よう。

その気持ちの方が勝っていたから。


ドイツに帰りたい場所ができました。

会いたい家族ができました。

僕の事を家族とよんでくれますか??

そして、僕も家族とよんでいいですか??

また必ず帰ります。

今よりも素敵な人になって。


そして何よりも、この機会をくれたリサちゃんに心からの感謝をしています。

そして何よりも、君に会えてよかったと思います。


鋏で人の髪を切るだけ。

ただそれだけの中に、紡いでいける人の糸があるなら、僕はそれを大事にこれからも切り続けたい。

これはそれを大事にした結果だから。

 

2014/08/05

ドイツ南部でウルルン滞在記。

アイスランドを足早に出た僕はある場所へと向かいました。

飛行機で降り立った場所はBASELというスイスの北部の街です。

そこから国境を越え、バスと電車で2時間ほどで着くENDINGENという街に来ました。

再度、ドイツ入国です。

ここには、かつてお客さんだったリサちゃんという女の子がソーセージ修行の為に住んでいます。

彼女の髪を切るためにやってきました。

そう約束したからです。


リサちゃんは3年ぐらい前かな、京都で髪を切っていた時僕に言いました。

ドイツの食に対する文化や思考を変えたいんです!!と。

なんでも、ドイツ人は食に時間をかけないらしくこだわりもあんまり無いらしい。

それを変えたいと言う僕より4歳若い女の子。当時だと23歳か。

かっこいい子だな。と、その時思った事を覚えています。

リサちゃんはドイツに来て2年。

どんな子になっているのか、どんな事を学んでいるのか、僕はワクワクしていました。

けど、アイスランドを終える日程が当初決まってなかったのでなかなか訪ねる日程が正確に決まらず、決まったのはアイスランドを出る2日前。

僕があまりの物価の高さに3泊でアイスランドを出ると突然決めたから。

それなのに、リサちゃんは快く承諾してくれ更には僕がこれから10日間もお世話になることになる家まですぐに頼み込んでくれました。

そんなに急だったのに、10日間もなのに、ただリサちゃんの友達ってだけでどんな奴がくるか分からないのに、リサちゃんの友達夫婦が家においでと言ってくれました。

ホームステイ出来るとは思ってなかったので驚きました。

そんなこんなで、ここから僕の海外初ホームステイが始まることになりました。

ウルルン滞在記ですね。

エンディンゲンというドイツ南部の田舎町で宇高俊晃が素敵な家族に出逢ったー

の始まりです。


ここでの10日間のことを事細かく書くときっと今まで書いたブログの量を遥かに超えてしまう、冗談ではなく本当に自分にとってかけがえのない10日間になりました。

初日はまずリサちゃんが働いてる店まで行きました。

まだ彼女は仕事中で、ホームステイさせてくれるマリアンネという女性が仕事終わりに迎えに来てくれるまでリサちゃんの家でパンケーキとビールをご馳走になり時間を潰していました。

正直最初のエンディンゲンとリサちゃんの店の印象は田舎町の小さな小さな店でした。

よく、こんな所で、、、といった感じですね。


マリアンネが迎えに来てくれました。

リサちゃんが友達夫婦と言っていたので30代なのかなと思っていたら、しっかりとした大人の女性でした。

初めての時から優しい雰囲気をもつ人でした。

家に帰るまでに街を案内してくれました。

小さいながらに凄く可愛く、魅力的な街だということがすぐに分かる。

そんな街です。

家はまた更に素敵でした。

バックパッカーが消して泊まっていいような家ではないんです。

ヨーロッパは中世の時代からの古い家が多く残っています。

それをマリアンネの夫であるロルフが立て直したのだそう。

そう、ロルフは建築家らしく、古い家の造りを利用しつつニューモダンに仕上げていました。

いや、まじでこんな所泊まっていいんすか??

と、恐縮するしかない僕。

そんなことはお構いなしに自由に使ってねと言ってくれる。

それはそれで、難しいんですけどね。笑


仕事が終わったリサちゃんが来てくれ、ロルフも仕事から帰ってきて僕の歓迎会が開かれました。

ネギのスープにドイツの夏に食べる伝統的なサラダにワインにワイン。

まじで全部うまいっす!!

ドイツってビールのイメージやったけど南部はワインの方が主流らしい。

そのワインが格別にうまい。

リサちゃんがドイツ語ペラペラなので、そのお陰で会話ができ楽しい夜が始まりました。

食事が終わった所で、僕に髪を切って欲しいと言ってくれる人が現れました。

サラです。

彼女は、マリアンネの姉妹の娘さん。

今はケルンに住んでいるらしく、昨日が妹のステファニーの誕生日だったので帰ってきていて、明日の朝には帰らないとダメだから切って欲しいと言ってくれ、そのステファニーと旦那のセバスチャンと3人で来てくれました。

会ったこともない酔っ払いの僕に髪を任せてくれるのは、よっぽどの物好きかリサちゃんのお陰かどちらかでしょーね?笑

まぁ確実にリサちゃんのお陰ですが!笑

結果的にこれが僕の人生でドイツ人初カットです。




サラ、ありがとう。

そこから、その3人を加えた7人でお酒を飲み語り夜が更に更けて行きました。

初日から沢山の人達に囲まれ、素敵な夜を過ごせました。

この時、Googleグラスの凄さに皆、テンション上がりまくってたなぁ!笑


と、そんな歓迎会だからだった初日のようなもてなしがこの後10日間毎日続くことになります。


二日目は、セバスチャン(セヴィー)とステファニー(ステフィー)が5時半に家に迎えに来てくれました。

なんでも、セヴィーがステフィーの誕生日プレゼントにロングボードを買ってあげるらしくそれをまず選びに行きました。

この時、ステフィー真剣やったなぁ!笑

笑顔なかったもんなぁ!笑

けど、ロングボードを手にしたステフィーは子供のようにそれを大事に抱えてたなぁ。

その後、フライブルグの街を案内してくれる予定でしたが突然雨が降ってきたのでカフェでビールを飲んだ後、セヴィー達の家に連れてってくれることになりました。

彼らの家も素敵すぎました。



そこも古い家枠組みを利用してロルフが設計した家でした。

ロルフやるねぇ!!

しかも、素敵なのが大きかった家を半分にわけ真ん中に今はまだ使っていない共有スペースを作り、違う家族と半分ずつシェアしているんです。

広い庭は共有スペース。

休みの日なんかは皆で庭の手入れをしたりするらしい。

いや、なんならお互いの家を普通に行ったり来たり、お互いのご飯を共有したりするのも当たり前。

僕も3日目に、セヴィーにお腹空いてるって聞かれて普通に隣のバーバラの作った料理を食べさせてもらったもんね。

すごいよね!笑

その日の晩は、無料でやってる野外フェスに連れて行ってもらいました。

ヨーロッパの夏はいたるところでフェス!フェス!フェス!!

レイブからロックフェスからJAZZフェスからジャンルも大小も様々なフェスがやっていて、ここフライブルグもこの夏の二週間は毎日夜中までフェスが行われているみたいです。

そこに、連れて行ってもらいました。

やべっ!!楽しすぎるわこれっ!!


3日目は、起きたら電話してと言われていたので起きてからステフィーに電話。

そっからセヴィーが家まで迎えに来てくれまたもやセヴィー達の家へ。

この日は、素敵な家の素敵な庭で素敵な家族の3人のカットをさせてもらいました。

初めにセヴィーの髪から。

彼、初めて見た時ヒッピーかと思ったんよ。

だって髪やべーんですよ。




ほらね?笑

なんでも、皆にホワイトニガーと言われるらしい。

なかなか日本でもお目にかかれない髪質。

仕上がりは後ほど!


他人が思うよりこういう髪質の人は悩んでいるもの。

素晴らしいアーティストだ!!と、心底気に入ってくれました。

よかった!!

だってマジで大変やったもん。

久々にカットで汗かいたわ、、、笑

けど喜んでくれてよかった♩

続いて、バーバラの子供のアンゼルム。


いやはや、日本人が皆憧れるまさに代表格の髪質。

ナチュラルな外人パーマ。

出来は完璧!!

そして、カットして数分で寝るという可愛さ!!


んで、カット終わってそのままパパに抱っこされてベッドに行ったんよ。

たまらんわ!!

続いてバーバラ。


くくれるぐらいで段つけて軽くしてと。

ほいほいっ!!っと!!

バーバラはご飯もご馳走してくれたのに25€もくれました。

ありがたやです。

そして、リサちゃんが仕事終わったのでベジタリアンのセヴィーとステフィーの為に、野菜の天ぷらをご馳走することに♩

って、リサちゃんが作ってくれたんやけどね。笑

うまかったねぇ、天ぷら。

ん?天ぷら?笑

まぁそこはいいとして、セヴィー達と隣の家族と今宵も8人で飯を食う。

その時間が幸せだったなぁ。

チョコアイスを叫ぶ僕に何故か子供達がハマってたのは今だによく分からんけど!笑


次の日も、昼過ぎにステフィーに電話。

そして今日はステフィーの髪を切らせてもらいました。



ステフィーも気に入ってくれてよかった♩

夫婦でお互い、素敵だね♩なんていってる姿を見て僕も幸せでした。


そして、今夜も違う場所でやってるフェスへ!!!


仕事終わりで最近僕に付き合ってくれてるリサちゃんを無理やり連れて!!笑

明日休みやねんからいいやん!!てことでねっ!

結果、行ってよかったよねぇ??りさちゃん♩

フェスに行った2日ともミュージシャンであるセヴィーの友達とかも沢山紹介してくれて嬉しかったしね♩


5日目はリサちゃんと共にフライブルグへ買い出し♩

御礼に日本食を作ろうということで。

フライブルグの街も素敵です。

ソーセージもうまかった!!


そしてその日はリサちゃんとフライブルグにあるスペインバルで飯を食う。

5日目は朝から、ハイキングにつれていってもらう。


ロルフとマリアンネは結構アクティブな夫婦で、バカンスになるとセイリングに出かけたりするらしい。

という夫婦を甘く見ていた僕。

まぁ言うてもハイキングやからと思っていたら17km歩くというガチなやつ、、、

昼食でロルフたちが作ってくれたサンドイッチともう一人の友人のロルフが持ってきてくれたワインと、終わった後のビールが無ければ正直うなだれてましたわ。

けど、ワインで有名なだけあって、葡萄畑が広がりまくってる。


しかも段々畑で。

それがフランスとの境目にあったりして国境が近い場所の面白さを感じたりもできる。

そんな風景の連続でした。

そして、その晩はリサちゃんと一緒にロルフとマリアンネに日本食を作ってあげました。



親子丼と酒のホイル焼きと味噌汁。

ジャパニーズ代表格!!

というか、僕が好きなもの。笑

お世話になりっぱなしなのでこれぐらいしかできませんわな。

けど喜んでくれたと思います。

なんやけど、次の日はそのお返しにとドイツ料理を作ってくれたんやけどねぇ!

しかもバリ手がこんでる!

3日前から肉をワインに漬けて置いてたらしい。



いやー、ドイツ料理を教えて欲しいと言いましたがそこまで手が混むとか思わなかったですよ??お二人さん??笑

そしてロルフにシュペッツェレというこれまたドイツのパスタみたいなやつの作り方も学ぶ♩

材料はパスタと一緒やのに形が違うだけでモチモチしてうまーいねん!

なんかハマるやつ。

そして、この日もマリアンネの姉妹でサラとステフィーの母親のスザンネとその旦那でリサちゃんと同僚のゴンザーロとその家に僕みたいに居候してるベネズエラ人のアニーと7人で晩御飯♩

またまた楽しい夜です♩

ゴンザーロの下ネタ好きってのがすぐバレた夜でしたね♩

そしてやっとこさ、リサちゃんの髪を切りました!

それが目的でここに来たのに後回しになってごめんやで!w


 


次の日はそのアニーがフライブルグにまだいってないってことで一度行ったことある僕が案内してあげることに。

て言っても何も知らんけどね?笑

けど、ほっといてもグラフィックデザイナーの彼女、興味の矛先がなくならない!笑

次から次に写真は写真!!

ベネズエランパーコですわ!!笑

なんか、髪をデザインする僕とこんなにも視点が違うのかと驚きました。

同じものを見てるのに見方や気付きかたが違うねんもん。

というより、俺が全然気付かないのであの観察力に正直嫉妬しました!笑

そして、夜は昨夜のメンバーでヨーロッパパークというテーマパークに行き素敵なバーでお酒を飲み、マルコポーロというわけ分からんショーを見て一日が終わりました。



そして最終日。

昼間に仕事の合間を縫って来てくれたセヴィー。

実は彼はミュージシャンでドラマー。

彼の家には沢山の楽器があり、その中で僕が興味を示したのが、ジャンベ。

アフリカの楽器です。

一度セヴィーの家で少し教えてもらい、またやりたいと言っていたので最終日のそのわずかな時間にセッションしょうとジャンベを持ってきてくれました。

にも関わらず1時間ほど喋っていたのでセッション時間が30分ぐらいになってしまった、、

それでもその時間は僕にとってかけがえのない時間になりました。



そしてその晩。

皆で一緒にご飯を食べる最後の晩。

僕の旅路を見送る会だといってBBQパーティを開いてくれました。



この時もロルフの従兄弟の家族が来たりと毎日毎日誰かやってきます。

そして食事を共にします。

この夜も11人で食卓を囲みました。

セヴィーからサプライズでジャンベをプレゼントしてもらいました。(正直バックパッカーには致命的な荷物やけどね!w)




そして最後には、マリアンネとスザンネの髪も切らせてもらいました。




 

本当にこの夜が続けばいいのにと心の底から思える夜でした。


それでも夜が更け、次の朝が来ます。

そして10日間滞在した土地や家を離れる日が来ました。

遅起きの僕はロルフに最後会えずに、リサちゃんに感謝と別れを告げ、わざわざ僕のために仕事を休んでくれたマリアンネにフライブルグの駅まで送ってもらい最後の最後見えなくなるまで見送ってもらい僕のウルルンの旅は終わりました。

次に向かうのはスイスのバーゼル。

ここの予定がなければもう少し居たかった。

そんな気持ちを押し殺し向かいます。



この空のようにいつでも、雄大で深く心は繋がっていると信じて。