2014/12/09

突然ですが僕、Facebook辞めます。

突然ですがFacebookを辞めます。

けど、個人のアカウントは残します。

(そしてブログのFacebookアカウントは旅が終わるまでは続けます。
髪の毛を切らせてもらった時のことだけ載せて行くことにします。)

電話番号がない今、ここでしか連絡先を知らない人たちもいるので。

その利用価値はまだあると思うので今のところ使わせてもらうことにします。

まぁその作業も終わればすぐにでも完全にやめますが。


何故こんなにも素晴らしい現代の遺産を辞めるのか??

わかる人にはわかるでしょう。

そして、わからない人にはわからないでしょう。

実際僕もFacebook歴は長く、最大限に楽しく使わせてもらってました。

暇な時、アプリをピッと押して開けばすぐさま情報が手に入る。

誰かがどこかで何をしていて何を思っているかが分かるタイムライン。

いいね!押してるページの情報。

新しく来ている友達申請やメッセージ。

自分の投稿に対してのいいね!数とコメントの確認。

他人に対してのいいね!やコメント。


単純にやっていることはそんなもんでしょう。

じゃあそれを何のためにやっているのか?

それを感じたことがある人にしか、考えたことのある人にしか、もしかしたら理解してもらえないのかもしれませんね。

結局のところ。

繋がってると思うことでの安心感。

それを得るためだけのツールでしかなく、そしてそれは大いなる勘違い。

だと、僕は思っています。

そして僕はその状況こそがこの現代の最大悪だと思っています。


最初の頃はよかったかもしれません。

まだやってる友達も少なく、企業のFacebook参入も遅かった。

本当に友達の間だけで使われていた頃は素晴らしいアプリだと思っていたでしょう。

そこから一般化されるまでのスピードは早かったですね。

やってる友達も増え、企業のページも増える。

知り合えばすぐにFacebook交換、企業ページにいいね!

そしてどんどん自分のフィールドに無差別に情報が流れ込んでくる。

気がつけば自分ではもうその波を止めることはできなくなってしまっている。

情報という痛みのない暴力が津波のように押し寄せているのに。

けど本当に痛みはないのですか?

心は痛くないですか?

もうその痛みを無視して、汚染されて宇宙遊泳のようにその流れの中をふわふわと気持ち良さげに泳いでいるのですか?

その偽りの安心の中を。


僕の心はもう耐えられません。

けど負けません。

負けたからFacebookを辞めるんではありません。

その波に立ち向かうために辞めるのです。

情報サバイバル時代に肉弾戦で闘ってやるんです。

心の自由革命戦争ってヤツですな。

の現代に失われた「本当の繋がり」をもう一度手繰り寄せる為に。


世界に出たおかげかもしれません。

おかげで多くの事を感じました。

多くの事を学びました。

多くの事を考えました。

そして多くの事を捨てました。

少なくても小さくても自分が心から大事に思うものを大切にするために。


僕の旅の行く先を見てくれて楽しみにしてくれてるお客さん達や友達がいたために、今までためらっていた。

と言うのは簡単です。

結局それを言い訳に安心につかろうとしていただけなんだから。

見てくれている安心。

見ているという安心。

それは相手を知っているということではない。

相手を知りたいということでもない。

こんなもので知れるほど簡単なものでもない。

そしてこんなものを見てる時間があるなら僕は大切な人を見ていたい。


これで失われるぐらいの繋がりなら失われる方がいい。

はっきりさせた方がいい。

自分は相手にとってそれぐらいだったってことだし、僕も、

自分が人生で心から大切にできるものはこの両手を広げて囲める程だと知っているから。

けど、ここから手にする繋がりは本気繋いで行くと約束しよう。

そしてその繋がりをたとえ少しずつでもどんどん紡いで行くと誓おう。

それはこの手に収まるサイズの物では決して知ることのないものだから。

それがこの真実の見えなくなった世界で僕が見つけた光だから。


これからの僕と心から繋がってくれる人達へ向けて。
                                    09/12/2014



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