2015/01/27

海外初入院。腸チフスの疑いあり。

ナスカからクスコへ。

クスコはかつてのインカ帝国の首都。

現在ではマチュピチュへ向かうための基点の街として知られる。

標高3400m。昼間は日差しが出ていれば暑いが、夜はさすがの標高、冷える。

高山病に普通にかかる人もいるみたい。

そんなとこに最低な体調で来たもんやから、悪さの加速度が増す。

酸素薄い。呼吸がただでさへ荒れる。

宿までの階段を上がることさえ困難。

フラフラ。なんせ39度近くの熱がある。

それを一緒に旅をしていたゆうきくんが荷物を持って助けてくれる。ありがたい。

宿に着き一日中休む。

薬をいくつも飲むが、何も効かない。

幸い、吐き気も下痢もないが常に39度の熱がある。

取り敢えず、苦しい。寒い。飯も喉を通らない。

次の日になっても一向に良くなる兆しがない。

インド産の強力な抗生物質を貰うも、一瞬熱が少し下がるが、またすぐ上がる。

辛すぎる。

たまらず医者を呼んでもらう。

そのまま入院することになった。

旅に出て初めての入院。

心細すぎる。

ミカちゃんとゆうきくんが病院まで付き添ってくれた。

一人だったらと思うと、本当に心細すぎる。

スペイン語もましてや英語も分からんし。

ミカちゃんが英語で必死に説明してくれる。

それでも奴らはバカなのか???

勝手に高山病だと決めつけて高山病の薬を飲ませてくる。

挙げ句の果てに、抗生物質飲んだって言ったら、なんでだ!?ってわけわからんことで怒ってきやがる。

高熱なだけで高山病じゃねぇんだよ。と思いながらも抗えるわけもなく、ただひたすら点滴に繋がれる。

薬はいらねぇが点滴は欲しい。

あれは神の水だ。


一晩、入院。

朝目覚めると、あれ程死ぬと思っていた体調が一晩でよくなっているから不思議。

朝食が運ばれてくる。

食パン2枚に紅茶。

はぁ?これが病人に対する飯!?栄養の欠片も無い!!と文句まで言える始末。

昼飯はチキンライス。まだまし。

その間もしきりにナース達がきて、検便するからウンコしろって言ってくる。

それを検査しないと退院できないみたい。

必死のパッチの結果見事、ウンコする事に成功するが、それのお陰でサルモネラに侵されていたことが分かった。

サルモネラなんて夏場の卵ぐらいしか馴染みないけど、そいつのせいで俺は約1週間も苦しんでいたんだから当分一番嫌いな名前である。

ただ、下痢と嘔吐はしていない。サルモネラに感染の場合はそれが症状として出るらしいが、俺の症状はいたって腸チフスの症状まんまだったみたいやけど、、、身体中に赤い斑点とか出てたし。

まぁなんにせよ、退院できるんやからよかった。

退院したその版も39度近くの熱にうなされ再度入院を余儀無くされたが、そこはまたあの朝食か、、、と思うと自然と熱が下がったのは言うまでもない。

ただこの状態で明日からマチュピチュに行くのである。

2015/01/25

ナスカの地上絵。

体調悪い。すこぶる悪い。

頭痛がする。目眩までする。

体の節々も痛い。

昨日の疲れからだろうとたかをくくる。

ロキソニンで頭痛を軽減しようと測る。

テンションはすこぶる低い。こんな状態でセスナに乗って大丈夫だろうか?と感じつつも、ナスカに行く車内でなんとか治そうと必死に寝る。

すると何故か薬が効いてしまうから不思議。

地上絵を目の前にしてテンションが上がる。

テレビや雑誌でしか見たことがないナスカの地上絵がある場所に今立っている。

少しばかりの感動が僕を包む。

少しだけ。ほんの。

地上からはただの大地やから。

セスナに乗る。

35分の遊覧飛行。

結果、吐いて終わり。

セスナが飛び立つ時のテンションと終わった後のテンションは一目瞭然。

もう途中から地上絵どころではない。

早く地上に降ろせと!怒りさへ込み上げるほど気持ち悪い。

もともと体調悪いんや。気を使えと言いたい。

まぁそれでもナスカの地上絵を見たということには変わりないのだけれど。

2015/01/24

砂漠のオアシス、ワカチナ。

南米の空気感というものが確かに存在する。

それをこのリマでも感じることができる。

渇いた大地とアンデスの山々。

あぁ南米に来たんやなぁ。


リマでは特にすることもないので、すぐに移動を開始。

今日はリマから南下したところにあるイカという町まで行く。

そこにワカチナという砂漠の中のオアシスがあるらしい。

イカに着くと、クルスデルソル会社(ペルー1のバス会社)の回しもんみたいなやつがワカチナのサンドバギーツアーと一泊、次の日のナスカの地上絵ツアーの紹介をしてくる。

なんや、条件がよかったので即決。

ワカチナの一泊付きサンドバギーツアーで2800円ぐらい。ナスカの地上絵ツアーで90$。(ワカチナからナスカまでの移動費こみ)

ワカチナはイカから車で10分ぐらいのところにある小さな町。

オアシス感はゼロやけど。

ここは実際に地下から水が湧き出て湖ができてるので正真正銘のオアシスなのである。

早速、サンドバギーに乗ってペルーの砂漠を駆け巡る。

ドライバーが噂通りのクレイジー感を発揮する。

ホンマに怖い。

が、ホンマにおもろい。

マジでクレイジー過ぎる。

夕日の沈み行く中、サンドボードで遊んだりもできる。

全員大はしゃぎ。

前日やすこちゃんにもらっていたGOProの棒が折れるほど。

折ったのはミカちゃんやけど。


サンドバギー。

久しぶりに心からオモロイと思った。

2800円ぐらいなら安いもんやわ。

と、その興奮状態とは裏腹、、、この晩から突如体調を崩し、最低なペルー旅になっていってしまうのである。

2015/01/23

初南米。ペルー。

南米に来た。

はじめに降り立ったのはペルー。

本来ならここから60時間ほどかけてチリのサンティアゴまでバスで即移動。

その後40時間ほどかけてアルゼンチンのエルカラファテというペリトモレノ氷河が観れるアルゼンチンはパタゴニア地方まで一気に下るという計画を強行しようとしていた。

今考えたら無謀だろ。

飛べよ。と言いたくなる。

まぁ結果、22日に南米インしたものの1日までサンティアゴ行きのバスないんやと。

良かったのか、悪かったのか。

知らんけど、まぁ5日ぶっ通しでバスに乗るという南米の洗礼を受けなくてよくなったことだけは確かやな。

計画の練り直し。

パタゴニアをブラジルのカーニバル前に行く予定やったけどカーニバル後に変更。

ペルー、ボリビア、パラグアイ、ブラジルとそういう経路で行くことにする。

取り敢えず、今日はリマに一泊。

お宿桜子という日本人宿へ。

ラオス、トマティーナと一緒だったやすこちゃんが色々あった最後の療養地として桜子にちょうど今日から泊まるらしい。

一晩だけでも会えてよかった。

噂通りの素敵宿でよりよかった。

2015/01/20

ルチャリブレ。

ご存知だろうか?

メキシコはルチャリブレという覆面レスラーのプロレスが有名なのを。

日本でも有名なメキシコの英雄ミルマスカラスやPRIDEのリングでミルコクロコップのハイキック一発で沈んだ、その甥っ子のドスカラスjrがいたところ。

シティでこれを見なきゃ何も始まらない。

プロレスには興味ないがずっと楽しみにしていた。

宿のシティお勧め場所でも◎なのである?

毎週日曜と火曜日に開催されてる。

入場前からボルテージ上がり過ぎてグッズ買いすぎた。

いやなんならマスク買い忘れたぐらいやけど。


2015/01/19

メキシコシティ。

メキシコシティはシティ周辺を含め、2000万人を越える大都市。

まるで東京。

地下鉄も次から次へとくる。

人も流れも大渦。

毎回満員電車。

こんなバックパックもってよくもまぁあんな中乗れたもんです。

メキシコシティといえど危ない雰囲気は感じない。

カンクンなどのカリブ海リゾートなら尚更。

本当に行ってみないとその国のことはわからない。

一ヶ月いてもまぁ分かることはないんだけれど、メキシコの治安も良くない、と聞くほどのことは何もない。

それよりもペンションアミーゴという日本人宿にいる人達に面食らう。

朝から晩まで、何を話しても最終的にメキシコの砂漠にあるサボテンのナチュラルドラッグの話になるヒッピーなんかの巣窟かと思うほど。

後から知った話やけど同じ日に、渋さ知らずの大塚さんが泊まっていたのには驚きだった。

まぁつまり今僕はメキシコの日本人宿で、メキシコ一番の不安を感じているということになるのだ。


2015/01/17

メキシコ最古の植民地ベラクルス。

プラヤデルカルメンから20時間。

バスで来たのはメキシコ最古の植民地だったベラクルスという町。

それ以外にも、ラバンバという有名な音楽の発祥の地であるらしい。

カンクンなどのカリブ海ではそういうラテン的なメキシコ感を味わいたくても味わえなかったので、限られた日数やけどメキシコシティに行く前の通過点として来ました。

20時間て久々やったけど、めっちゃ快適なバスだったので楽勝楽勝。

バス1stクラス、しめて12000やもん。

なんなら飛行機より快適なバスの旅。

しかし、飯がでねぇ。

それじゃあ高すぎ。

思ってた以上に財布に優しくないメキシコ。

ベラクルスで音楽に癒されたいと思います。

が、宿周り、、、、くそ殺風景!!!

音楽のおの字も感じない。

こらやべぇとこに来たかも。

久々に感じる期待外れ感満載。

1月17日。

いやー、もう南米のチケットとっちゃったからねぇ、もうメキシコも弾丸だわ。

しかもメキシコたけぇ。

こんな国やと思ってへんかったわ。


移動で20時間のバス乗るだけで15000円ぐらいかかるんやもん、ファッキューです。

でも、このカリブ海の海沿いでのんびりさせてもらったわぁ。

素敵やったわぁ。

高いけどまた来たいと思える程美しかった。

飯もちゃんとしたとこなら旨すぎるわ。

今日はみんな次の目的地へ。

僕等とゆうきくんとまなみちゃんはベラクルスという、馴染みのある曲ラバンバ発祥の地。

20時間かけて向かいます。

アディオス。

2015/01/16

ドスオホス、セノーテ。

メキシコ2つ目のセノーテへバモス!!

プラヤデルカルメンからコレクティーボという乗り合いミニバンでドスオホスセノーテまでひとっ飛び。

40ペソ。320円。

バックパックのない移動ならこれが格安でいい。

朝6時半起床。


途中コレクティーボの乗る場所を間違えたり、がっちゃんがATMでお金下ろすのにクソ戸惑ったりで着いたらもう9時。

あんまり遅く行くとセノーテの水が濁ってあんまり綺麗じゃなくなるからセノーテは朝早くに行くべし。

9時でも遅いぐらい。

全てがっちゃんというGのせいやな。

とゆーか、僕絶不調。
昨晩37度の熱あり。喉、鼻ともに痛し。鼻水ちょちょぎれ。

まぁそんなんでも神聖なセノーテ入っちゃえば洗い流してくれるでしょう。

セノーテもほんまはダイビングで潜りたかったんやけどなんと2タンクで136$もしやがる。

そんでもってCAVEDIVEやからナイトダイブみたいに真っ暗な中死んだ珊瑚の上を行ってるみたいな感じらしい。

そんでもって死ぬ確率は普通のダイビングの5倍だそう。

そんな大金払ってやる価値ある???

ということで辞め〜。

セノーテみたいなところを潜れる事はセノーテ以外無理やけどセノーテで光のカーテンをみたいだけなら全然シュノーケルでオッケーーー!!!

潜って写真とって、光のカーテン見て、みんなでなんやか遊んで終わりでちゃんちゃん。

なかなかオモロイよ。そんでもってやっぱめっちゃキレイ。神秘でございます。

不思議なセノーテ。

ただミネラルウォーターばりの綺麗さでもセノーテといえど淡水の味は不味いわ。

ただの淡水。されど淡水。

期待して飲んだあたくしがバカってなもんです。




2015/01/15

南米へのチケットをポチっ!

この日もメキシコプラヤデルカルメン。

只今ジャンキー宿にいます。

スタッフが朝から音楽爆音でハシシでバグってる宿です。

ただ宿のねーちゃんはメキシコ来て初めてメキシコ人で可愛いと思いましたね。

因みに名前はアリアンナ。

こんな宿でも良かったらまた教えますわ。

まぁ本日は晴天の中次のルートを決定しなきゃならん。

このままベリーズ、グアテマラと行ってグアテマラでスペイン語留学するのか??

それとももう南米に入るのか???


僕が南米で行きたいとこはパタゴニア。

ミカちゃんが行きたいとこはブラジルのカーニバル。

どちらも時期があるんです。

今年のリオのカーニバル日程は2/14〜17。

パタゴニアのシーズンは12〜2月。

3月でも行けないことはないらしいが、極寒&バスが極端に減るということらしい。

知らんかった。

普通にシーズン通り越すとこやった。

あぶねぇ。

ということで、その二つを行くためにはスペイン語留学なんてしてる暇無しなのである。

南米インじゃ!

メキシコからペルー!からのチリ!からのパタゴニア!からのブラジルでリオのカーニバルじゃい!!!!!


高いけど南米の航空券をポチしました。

2015/01/14

プラヤデルカルメン。

コスメル島の対岸のプラヤデルカルメンへ。

かつてはバックパッカーの聖地だったらしい。

うむ、確かに名残がある。

めちゃくちゃ静かだったコスメルに比べパーティ好きそうな欧米人がうようよいる。

もう少し整ったタイのパタヤだなここは。

ビーチクラブもあり音楽ガンガン。

アホばっか。やけどこんな感じも久々過ぎて楽しい。

静と動。

その二つを与えてくれ、どんな人種でも満たしてくれる。

それがこの地球の母なる海。

海ってやっぱええなぁ。

2015/01/12

釣り of カリビアン

えー、コスメル二泊の予定でしたがあまりの居心地の良さに延泊決定!!!

宿は一人190ペソ(1520円)と高額やけんどもリゾートならしゃーないわ。

延泊決定とともに、この日はシュノーケルと釣り三昧。

カリブの海の幸を釣り散らかし賜う。(予定)

そしてなんと一投目で銛名人のこうやくんが30cmぐらいのハギをフィーーーーッシュ!!!

さすが銛名人。

釣竿でもなんのその。

が、そいつはなんと毒持ちらしく食べれないのでリリース。

うぉー!残念極まりかねる。

ビール飲みながら釣りして、シュノーケルしてなんとものどかに海を楽しむ。

幸せなひと時。

なかなか釣れんけど。

あっしも中学生の頃から釣りをしとったからその腕前みせなあかんし、そらもう必死。

ウツボと13cmぐらいの小魚GET。

ウツボマジで怖いので、針を取る前に撲殺。

ウツボはん、すんまへん。美味しく頂きますんで。

こうやくんが釣った小魚と俺の2匹とゆうきくんが釣った一匹を晩飯のアテに酒を飲む。

その他の晩飯の献立は野菜炒めとイカのバター醤油焼き。

美味すぎて酒が進む。

イカも安すぎるし。

まぁでもほんまはここに、カリブ海の名物伊勢海老とコンク貝の刺身があるはずやってんけどなぁ、、、残念ながらカサコスメレーニャ御用達の漁師さんが捕まらずGETできませんでした。

カサコスメレーニャに泊まったら是非食べることをお勧めしまする。

食べてないから味は保証できんけど、美味いに決まってるやん!!

世界中旅してもなかなか新鮮なエビや貝の刺身なんて激安で食えないからなぁ。

その悔しさをぶつける為にゆうきくんは一人夜釣りへと向かいました。

嘘嘘。単純に東京生まれ東京育ちのCITYボーイゆうきはこういう遊びをしたことがなく、初めて自然と戯れ自分で釣った魚を食すという自然の恵みの有り難さを感じ、釣りにハマったみたいだ。

素晴らしきかなカリブ海。

一人の男を自然に還したのだから。

しかもコツを掴んで短時間で2匹も釣りやがった。

それを見学に行った僕が調子乗ってラストいっとーーーう!!!とかやったら見事に根掛かりし、彼の楽しみをぶち壊したのである。

すまん。ゆうき。

許してつかーさい。

2015/01/11

コスメル島でダイビング。

いよいよ待ちに待った(実際待ってない)ダイビング。

前日船で爆風の中辿り着いたコスメル。しかも着いた早々雨。

明日は晴れるわぁと楽観的にみていたら、朝方大雨。

こら無理だろと思いつつまだ時間があったので二度寝。

予定起床時間に起きるも、まるで台風の前触れみたいな天気。

ダイビングには最低の天気。

ダイビングしなくても最低の天気。

起きてきたゆうきくんがまだ時間ありますよ!と一言。

青年よ、どんだけ前向きなんだ。

と思ってたら宿を出る頃には風は止んだ。案の定空は曇りやけど。


まぁ仕方ない。天気まではどうしょうもないもんな。

前日が雨で当日が曇りならお魚が沢山見れるという少しばかりの嬉しいニュースとともに宿をでる。

コスメルは基本的にボートインからのダイビング。

エジプトのシャルムエルシェイクのときのボートとは違い簡易的なボートやけど2タンク82$じゃそんなもんでしょ。

担当インストラクターはアレックス。

可愛いマークハントみたいなアルゼンチン人。

12月31日もナイトダイブをしなきゃダメで嫌だったと笑いの愚痴をこぼす優しいやつ。

そして、僕らとゆうきくんとまなみちゃんと同じ宿に泊まっていたマコトさんと5人でダイブ。

船に揺られること30分ぐらい。

いよいよ一本目のダイブ。

未だに曇り。

それでもこの海の透明度の高さは分かる。ほんまに綺麗。

17m下の海底がはっきり見えるんやから。

これなら透明度も大丈夫やと期待を膨らませダイブ。

ほんまのほんまのエメラルドグリーンの海の中。

カレント(潮流)も弱く、透明度は過去最高。

それでも20〜25mと最低らしい。

正直期待を越えるものではなかった。

ダイビングならコスメル!!!と誰もがお勧めする勢いのようにはなれんぞ!

ただアジの群れ、グリーンモレイという金色のウツボ、クソでかいロブスター、そしてなんとナースシャーク!!

サメを見るとは思ってなかったのでびびったがその姿は悠々と勇ましくかっこよかった。

2ダイブ目。

少し晴れる。が、透明度かわらず。

見れる魚もたいして変わらん。

ずっとダイビングで亀がみたいんやけど、アレックスがここのダイブサイトは亀見れるというから期待したのが間違い。

途中でもう見れんと確信した僕は全員に対して悪戯するという遊びを敢行。

そっちのがおもろいわ。

、、、、

なんて贅沢!!!

普通にタオ島や紅海やカリブ海なんかでダイビングしたくてもできないダイバーは沢山いる中、こんな貧乏バックパッカーが潜れるんやもん、凄いよねぇ。

神の恵みだわ。

有難う。

文句言うのやめるわ。

ただなんかもっとすげェ海潜らせて欲しいなぁ。

あっ、これはお願いね。

2015/01/10

カリブ海最高の透明度を誇るコスメル島。

カンクンを皆で出発し、プラヤデルカルメンへ。そこからフェリーで対岸のコスメル島へ行く。

コスメル島はカリブ海きっての最大透明度を誇る島。

透明度は25〜最大で65mほどもあるらしい。

65!?はっ!?

今まで潜った最大透明度でも15mぐらいなもんやで。

逆に見え過ぎて怖いわ。と思うのは僕だけでしょうか。

もちろんダイビングをする為に行きます。

なんせハマってますから!!

この日は風が超強い。

船激揺れ。入ってすぐエチケット袋が配られる。

なかなか珍しい現象らしい。

出発して間も無く、横にいたケンちゃんはやばすぎて酔い止めを服用。

今飲んで効くん?と疑問に思いつつそっとしておきました。

なんせ人の事気にしてるばあいではありませんのよ。こっちもやばい。

30分ぐらいでなんとか吐かずに到着。

泊まる宿はカサコスメレーニャ。

日本人のゆきこさんがやってる日本人宿です。

8ベットしかないからハイシーズンは予約が大変かもね。

僕らが行った時はダブルベッド2つにシングル1つ空いてて5人泊まれましたがねっ!

そこに僕ら、ゆうきくん、がっちゃん、まなみちゃん。

2泊予定なのでさっそく、明日のダイビングを予約しに行く。

いよいよ最大透明度のカリブ海を体験できると思うとドキワクしてきた。

2015/01/03

カンクン着。

ニューヨークを早朝にでてメキシコはカンクンへ。

メキシコのリゾート地。

と、その前にマイアミで12時間のトランジットがあるので、折角だからマイアミのビーチでも堪能しちゃいましょう。

ニューヨークはなんつっても寒いわけであります。

なのにここマイアミといったら26°もあるわけで、、、

同じアメリカとは思えない気温差やでしかし。

それを事前に知っていたテルくんは既にニューヨークで、冬のトルコ、フィンランド、スウェーデン、オランダ、ドイツ、ニューヨークとお世話になりまくったアウターを渋々別れることにしていたのであります。

あー悲しかった。

あいつがいなきゃ死んでいた。

そんぐらいの寒さだったわけであります。

が、26°!!

荷物になるし必要のかけらもない。

ほら、マイアミ空港にいる人らはニューヨークからするとキチガイな程の薄着。

持ってきてたら恥ずかしさで死ねる〜。

空港を一瞬出ただけで適度な湿度の生暖かい風が肌を包む。

久しぶりの南国。

メキシコは更に暑いんだろうな。

早速空港に荷物を預けてマイアミビーチまで繰り出そうと思ったら、空港内で荷物を預かってくれるカウンターは一つだけ。

激高!!

僕の荷物やと15$〜20$ぐらい。

なんで、貧乏な僕等は荷物しょってビーチまで。

なんやどっかのホテルが絶対に荷物預かってくれるやろーってな淡い期待で行ったんや。

撃沈や。どっこも預かってくれんわ。

そらアメリカさん、テロ以来そんなんきっと厳しいんですわ。

歩き回って歩き回ってもう諦めかけたその時、あと一件だけ聞こうとミカちゃんが言いました。

そいつが奇跡のファンプレー。

荷物四つで15$取られたけど、こんなカバン背負ったままでビーチを全力で楽しめるわけがないのである。

まぁただビーチで爆睡していただけだがね。

それがいいんです。

荷物預かってくれたホテルでシャワーまで浴びさせてくれ、バスタオルを各自一枚ずつパクリ、メキシコへ向かう。

やはりマイアミよりも暑い。少しばかり湿度も高い。

意外にカラッとはしていないんだなぁ。

メキシコのカンクンのロサス7という日本人宿に着いたのは夜中の12時をまわった頃。

宿のベルを鳴らすと、一足先についていたユウマが出迎えてくれた。

予想に反してビールを買って待っててはくれなかったが、、、笑







2015/01/01

NYカウントダウン2015!!!!!!!

いよいよこの日が来た。

海外で2度目の年越し。

去年はオーストラリアのシドニーで今年はNYで世界最高峰のカウントダウンを味わう。

一生に一度は行きたいと思っていたカウントダウン。

テレビでいつもみるあの場所に今まさに立っている。

ってそれがこんなにも過酷だとは、、、

僕等、けんちゃん、ゆうま、がっちゃん、ゆうきくん、まなみちゃんという世界一周メンバーで、その時が来るのをただひたすら待つのである。

14時間も。

14時間というのも僕等はタイムズスクエアのTOSHIBAビジョンで行われる日本のカウントダウンから参加。

それが朝10時。

たいした盛り上がりもなく終了。

まだタイムズスクエアが規制されない間に近くのホテルで小便を済まし、秘密兵器装着!!

オムツ二枚重ね!!!

なんでもタイムズスクエアは15時ぐらいから規制して人ので入りを一切経つらしい。

トイレに行きたくても、出たら終わり。

二度とタイムズスクエア内には帰って来れない。

それを見越した上のオムツとオツム。

まぁ二枚重ねときたら違和感は半端ないけど、漏らすよりましよね。

いや、そもそも大人になってオムツに小便なんてしたことないから、ちゃんと出来るかの方が不安。

まぁ僕なら間違いはないんやけどね。

ここにいるほとんどの人がオムツをはいてると思うとわらけるのは僕だけでしょうか??

そんな大人達が繰り広げる14時間の死闘のゴングが既に鳴り響いているのです。

14〜15時の規制間際に皆集まり出して場所取りを開始すると聞いていたのにもう朝の10時の時点で人人人!!!

普通にうじゃうじゃいる。

僕等は事前に、夕方から繰り広げられるLIVEパフォーマンスとTOSHIBAビジョンが綺麗にみれるブロードウェイと46stの場所を取りたかった。

そしたらあれよあれよと、その場所の最前列をGET!!!

こんな感じで一番前行けていいの??

と誰もが思ったけど良いんです!!

ラッキーそのものでした。

この日は-2°。

変態的寒さ。

昼の3時ぐらいからLIVEが始まる。

が、これリハーサル。あとでもっかい聞かされる。

それ聞いたり、最前列やからひっきりなしにテレビ局やカメラマンが押し寄せる。

僕等は全員自由の女神ハットに2015のカウントダウングラサンを付けてたので目立つのか大人気。

ジャパニーズサービス精神でカメラマン達の期待に応える。

その結果、のちにNBCのトップ画面に僕の写真が使用されるという偉業を達成するのである。

本当にこれは凄いことなのだ。

なんせ世界のカウントダウンが載ってるページのNY代表なのだから。

未だに初笑いをしてない方はNBCNEWSで検索したら出てくるのでどーぞ是非。

まぁその偉業より、14時間のその寒さの中立ちっぱなしだった偉業の方が凄いけどね。

並の人はできねぇよあんなもん。

小便我慢して股関節ガタガタにさせながら耐えるんだもの。

好きなアメリカンオーサーズや最後にテイラースウィフト(隣の子は握手までしてもらったらしい、、、残念)が見れたりといいこともあったが、取り敢えずただただ辛い。


本当にその一瞬まで。

10からカウントダウンの大合唱が始まる。

会場が震える。

願いが込められた何万もの紙が宙を舞う。

待ちに待った2015年。

ありがとう2014年。

このカウントダウンに来れてよかった。

この一瞬で14時間が報われる。

また来てもいいかなとほんの少し思う。

が、絶対嫌!!

もう二度とこねぇ。

2015年さんよ怒らずに今年も素敵な一年にしてくださいな。

何事も受け入れる努力をすること。

人に優しくなれるようにすること。

自分を貫きながら柔軟であること。

大切な人を本当に大切にできること。

これから求められるものは多いけど色んなことを少しずつ成せていけたらいいと思う。