五月のキャンプで、何を感じる？

世間様では、GWという、、、
っあ！ゴールデンウィークね。
この何処の馬の骨かもわからない人がつけたGW!!
美容師として働いて以来、自慢じゃないがこのGWの恩恵を受けた事なし！！
しかし、仕事を辞めた今現在、世間様とは関係なしの年中GW野郎とは、そう！！
ワテのことや！！！
って誰も聞いてませんわな、、、、とほほ。恨み買うわな、、、

まぁしかし立派にGW気分を味わう為に、お客さんだった友人に誘われて、滋賀と福井の県境のマキノ高原オートキャンプ場で２泊３日のキャンプをしてきました。

珍しく、寒いGW。

そんな中キャンプでふと思った事を、そんときFacebookに呟いてたのでまとめてみます。

自然。仲間。旨い飯。酒。珈琲。音楽。たき火。テント。太陽。星。空。風。....etc............

そういうものが揃うと人は自然と詩人になる。

っと、アホが呟いたと流してくだされ。

では！！！


『焚き火』  

寒い五月の夜。
テントの中で 焚き火をしました。 
煙たくて 眼が痛くなりました。
煙たくて 鼻が痛くなりました。
思わず外にでました。
空に 沢山の 星が描かれていました。
幾億の星の一つに 地球があるんだと感じました。
幾億の人の一人に 自分がいるんだと思いました。

 

 

 

 

『朝』

朝 となりのテントの おばあさんの大きな声で目覚める。
朝早くに 御来光を見てきたおばあさんは 大きな声で言った。
「太陽の 有り難みを 感じたわ〜！」と。
人は シワの数 シワの深さだけ 人の深みを増すと言うが 逆な気がする。
そのおばあさんは きっと ツヤツヤ肌。
そんな気がする。
そして 朝の珈琲を飲む。
一杯目 一人起きてきた人にあげる。
二杯目 もう一人起きてきた人にあげる。
三杯目 入れてる最中にひっくり返る。
四杯目 やっと飲める。
かかった時間。二時間。
僕は 朝の一杯の珈琲の有り難みを 感じた。
そんな 朝だった。

 

 

 

『ハムハムモンスター』

 二つか目の夜。
近くのチワワに多数の子供群がる。
年齢を重ねると人の耳はモスキート音の高温がどんどん聴こえなくなる。
実際10代の音は僕には聴こえなかった。
何も悪くなった実感はないけど、どう耳を凝らしても、その音は聴こえない。
それと同じ様に、どう耳を凝らしても、大人の僕の耳にはそのチワワの発する鳴き声は、
「ワン！！ワン！！」
としか聴こえない。
子供にはそれが、
「ハム！！ハム！！」
と、聴こえるそうだ。
もう一度、耳を凝らす、、、、
「ワン！！ワン！！」
子供達は、
「ハム！！ハム！！」
、、、おかしくなりそうだ。
しまいには、そのどっからどうみてもか弱く可愛いチワワに、
「ハムハムモンスター」
と、命名しやがった。
大人には決して付けれないアダ名だろう。
真新しく見るものや、聴くものや、触れるものに対して無垢な興味を示す。
彼らのそれらを感じるセンサーは如何程のものだろうか。
あの純粋な好奇心に嫉妬する。

 

『山の珈琲』

3日目の早朝。
おばあさんの言う、
「太陽の有り難み」を感じる為に午前三時半に起きる。
辺りは真っ暗。空には星。星が足下を照らしてくれるはずもなく、ヘッドライトを装着する。
歩み出すのと同時に、前の日の夜、子供達がヘッドライト見て「変身ベルトやー！！」って叫んでたのを思い出す。
これはもっと大事な命の手綱なんだ！！
遠回りをしながら、闇に光る眼にビビりながら、道に迷いながら、山頂を目指す。
太陽の有り難みと、一杯の山珈琲を飲む為に。
日の出時間に間に合ったものの、残念ながら山頂は霧に囲まれてた。
ただ、やはり山頂に辿り着いた感動は計り知れない。
男三人、拳を突き上げる。
そして僕はBody&Soulを踊る。
さて、そろそろ山珈琲を飲もう。
何故、この山頂で飲む珈琲とやらはこんなに人を魅了するんだろうか。もうすでに、珈琲の霊に取り憑かれてる。
あー、、、
美味い。生まれてきて良かった。それが、人が山珈琲を飲む理由だろう。
残念ながら今回、御来光は拝めなかった。けどそれでもいい。
僕はまた山に登るんだろう。
その、一杯の珈琲を飲む為に。

あ〜！やっぱキャンプっておもろい！！
服部さん。谷くん。ゆきちゃん。ナミさん。
至福の時間でした。
皆と出来てよかった。
また、やりましょうね♪


 

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