いい席を取りたいのでそれを見越しても会場には6時ぐらいに行けばいいらしいので、それまでリオ市内観光。
リオの沢山の観光地の中の一つ、セラロンの階段に行った。
セラロンの階段とは、セラロンさんというチリ人のアーティストのおじさんが自宅前の階段をタイルで鮮やかにした所。
それを知って世界中の人がタイルをプレゼントしたらしく、中には阪神タイガースのタイルもあるみたいだ。
まぁ皆さん1度はなんかで目にしたことがあると思うな。
その階段はリオ市内でも治安悪目のラパ地区という場所にある。
リオで治安が悪い、、、そう聞くだけで変な汗が出るのは僕だけでしょうか?
まぁ実際はなんてことはない。
観光地やし、カーニバル中で人も警官も多いから全然余裕。
けど普段は絶対土日は行かない方がいいらしい。
オフィス街も多いらしいけど、土日で人がいなく、辺りの店もほぼ閉まってるから閑散として危ないらしい。
セラロンの階段は良かった。
荒廃したコンクリートジャングルの街中にあって、その鮮やかさは人の心を明るくしてくれるパワーがある。
素敵なアートだと思う。
最近ではスラム街とかの家の壁を鮮やかにしたりしてるアーティストも多いらしいけど、素晴らしいことだと思う。
まぁセラロンの階段は登って上から見たらただの階段になり変わるんやけどね。笑
そこがまた哀らしいよね。
と、満喫したしそろそろカーニバルの席どりの為に会場に向かわないとあかんと階段を降りようと思ったら、既に降りれない状況になってた!
そのクソ狭い階段でゲリラのサンバが始まってた!!
もう隙間なくひしめき合ってる。
やべー。降りれねぇ。
けど、そこしか降りるとこがない!!
大ピンチ!!
ブラジルではカーニバル期間中、町の至る所でブロッコと呼ばれるサンバパーティが開かれている。
本選の観るカーニバルとは違い、こちらはタダでなおかつ参加型のサンバ。
言うなれば、もうブラジル国民こぞってサンバだからって暴れまくってオッケーみたいなノリ。
車が通る道路を封鎖するのもお構いなし。
乗ってたバスがそのおかげで2時間遅れ、も当たり前。
日本なら運転手も乗客もブチギレのところ、ブラジルでは運転手も車内でノリノリといった状況。
これがブラジルか。笑
そんなもんだから参加せずにこの場を乗り切ることは不可能。
となんら心配することはない。
サンバのリズムとその場にいる人のエネルギーは勝手に心を躍らせる。
心だけじゃない身体までも。
ホンマにクソ楽しい!!
これがサンバか!これがカーニバルか!これが祭りか!
それを国民が国が支持してる。
こんなに心から一つになれるものが果たして日本にあるだろうか。
W杯ぐらいか?
あれもほぼにわか。
こいつらににわかなんてのはいない。
その凄さに圧倒された。
最前列狙いやったのに、おかげで会場入りが遅れた。
前から三列目じゃねーかバカやろー!!
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