2015/03/30

南米のグランドキャニオン。





満天の星空の下、11日間いたウユニを去る。

本当にかけがえのない時間と友をくれたウユニに感謝をして。

僕らはチリのサンティアゴまでまた帰らんとあかん。

モアイで有名なイースター島に行くのだ。

と、その前に時間があるので寄りたい場所があった。

ウユニからアルゼンチンへと抜ける。

もうアルゼンチンへ入国するのは何度目だろうか。

高いんだよこの国は。

それでも見たかった景色がある。

ウワマカ渓谷と、カファジャテ渓谷。

南米のグランドキャニオンと称され世界遺産となっている。

驚くのは七色に輝く摩訶不思議な岩岩を目にすることだ。

ティルカラというボリビアとの国境あたりからサルタという町の南まで広がる七色の大地。

七色といっても虹色ではない。

赤や白や茶色や緑。

その見事なまでのグラデーションや、理解不能な大地の形。

見たものの心を震わすのには充分な地球の奇跡。

あぁ来てよかったと素直に思える。

もし、その大地の中にいたいのならプルママルカという町をすすめる。

世界遺産に登録されてからリゾート開発が進んでいるらしいが、建物は全て土で作られ大地の恩恵をことごとく受け入れている。

宿のテラスから望めるその景色でさへ凄いのだ。

昼間はその中をトレッキングし、夜はワインでアサードを楽しむ、

それだけで人はなんとも幸せではないか。

まぁしかし南米のグランドキャニオンかどうかは、本物のグランドキャニオンをまだ見てないから何とも言えないのだが。

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