2014/09/17

世界遺産チンクエ。

フィレンツェとミラノの間の海岸線沿いにチンクエテッレという世界遺産がある。

イタリア語でチンクエは5,テッレは村という意味だそうです。

ここはその名の通り、5つの村が海岸線沿いにあるのです。

かねてからミカちゃんが行きたかった
場所。

日帰りでもいけるけど、折角ならと一泊してのんびり行くことに。まぁ宿代が高いんで。

僕らはレバントという街に一泊しました。チンクエテッレの中の一つではないのですがここものどかで素敵な街です。夜には海辺で社交ダンス部のパーティーが開かれたりしていましたね。勿論参加はしていません。無料提供するわけにはいかないですから。

とまぁ初日はポルトヴェーネレという通称「女神の港」と名付けられた街とその隣のリオマッジョーレという港町に行きました。

いやぁええやないの。
落ち着いたリゾートやないの。
地中海やっぱ綺麗やないの。
建物も可愛いやないの。

想像以上の美しさと穏やかさに心も休まる。物価は高えけど。
昼飯食おうと思ったら高えからフライドポテトのみ。
それに何を思ったかミカちゃんが砂糖ふりかけ出したから飯にもならなかった。よく言えばスイートポテト。ほんとよく言えばね。

そういや説明しとこかな。
ポルトヴェーネレもチンクエテッレの街ではないんです。
チンクエテッレとはリオマッジョーレ、マナローラ、コルニーリア、ヴェルナッツ、モンテロッソアルマーレという5つの漁村からなる総称です。
海沿いなので長く船だけで生活していた為、時の流れに置き忘れられたかのような町並みが有名なのです。

1泊2日で全ての村を訪れました。
その中でも、リオマッジョーレとマナローラは特に景観が美しかった。
コルニーリアは唯一高台にある村なんやけど、何段も階段を登った割に対した事無い。
モンテロッソは海水浴するのにはもってこいかな。ここで晩飯にパスタ食べたんやけど今までで食べたボンゴレの中で圧倒的に美味かった。もうパスタが、アサリアサリしててアサリになってた。美味そうに聞こえるでしょ?因みに無類のバジル好きでしられる僕が頼んだのはもちろんジェノベーゼ。ジェノバが近いこの辺はジェノベーゼ発祥地。それ以外の選択肢がない事を知ってか店員さんも何も言わずに持ってきた。(ウソ。)
それがさ、もうこれが残念!!パスタなんか虫の幼虫みたいな形のやつやし、本場のジェノベーゼソースもお口に合いませんわ。イタリア人になり損ねましたわ。今までお爺ちゃんイタリア人やねん言うとりましたけどただの自称ジャパニーズイタリアンてことにしときますわ。
ヴェルナッツは夕陽を見るのをお勧めします。
最高の夕陽でした。
自分で描いた絵をポストカードにしてるおじちゃんがタダでくれたりもして嬉しかったな。チンクエテッレのポストカードで唯一気に入ったやつやったから。

あぁ、なんかイタリアいいなぁ。

そう思えた美しい場所でした。






0 件のコメント:

コメントを投稿