2014/03/12

ペナン島。人の出逢いで想う。

えーこちら、マレーシアのペナン島にきております。
ここのジョージタウンは2008年に世界遺産登録になった街。
200年程前はジャングルだった土地をイギリスによって植民地化され開拓された都市。
その古い町並みが未だ残っていて、世界遺産になった。
ジョージタウンは新と旧がうまく融合した感じ。
その歴史的な建物の壁に沢山のアートが描かれていたりして街中を散策するのも楽しい。
JETTYという所では海の上に家を建てて生活してる人たちがいたりする。
すこし行けば綺麗なビーチもあるし、山に登ればペナンの街を見渡せる。
小さい島なんやけど、なんもすることもあんまないんだけど、なんか好きな場所。
とにかく言おう。ここの人達は優しい。
分け分からんバス停に着けば、すぐどこに行きたいのか聞いて来てくれ説明をしてくれる。
バスの中でも、降りる場所を教えてくれる。
ここが、ジョージタウンだよと。
僕らが泊まるのはジョージタウンにある、「キンバリーハウス」。
ジョージタウンのどこにあるのか、全然わっかりましぇーん!!
とりあえず人に聞こうとたまったま声をかけた青年、それがLEN。
キンバリーハウスの場所知ってると聞くと、
すぐさま、知ってるから連れてってあげると。
それは大いに助かる。ラッキーなのである。怖れる心配はいらない。
宿に着くとLENは、僕達に腹が減ってないか?ご飯は食べた?と聞いてくる。
もちろん食べてないし腹も減ってる。
それを伝えると、今から一緒に食べに行こうということになった。
待てよ。もういい時間だぞ。
大体こういうのはね、知り合いの店に連れて行かれて高額請求されるパターンのやつね。
ん〜、、、。
バスの中で、次は現地の友達が出来たらいいね〜って話していた僕ら。
そして一番初めに話しかけた彼。
汗かきで早口なLEN。笑顔もいい。
そんな奴に悪い奴はいない。友達になれるかもしれない。
本当にLENはただのいい奴だった。
行ったご飯やのお会計も、その後いったカフェでも全て彼のおごり。
車で来てるからと、夜遅いから少しだけ街を案内してくれ、次の日のプランもたててくれた。
僕が海外で映画が観たいというと、夜なら200円でみれるから明日の夜一緒に観に行く事になった。
本当にいい奴。
そんな彼に何かお礼がしたいねという気持ちに自然になった。
ちょうど一週間後が誕生日らしい。
ちょうどいいじゃないか、誕生日プレゼントを買いに行こう。
次の日はペナンヒルという山で夜景をみるので、それまでの間誕生日プレゼントを探す。
ショッピングセンターをうろうろし、買ったのは「パンツ」笑。
そして、昨日一緒に撮った写真を現像して額に入れ、メッセージカードも書いた。
メッセージはもちろん日本語で。
日本語を学んでいつか日本に行きたいと言っていたのでね、いい練習にと。
夜一緒に観に行った映画は「NON-STOP」。
日本語字幕なんてでねーよ。
けど、まーなんとなくわかるんだから面白い。
その映画代もジュースやポップコーン代も全部LENが払ってくれた。
世話になりっぱなし。
プレゼント喜んでくれるといいな。
日本に来てくれるといいな。
その時はこの出逢いの感謝の分を、彼に返そう。
プレゼントを開けたLENは、
「So sweeeeeet!!!!!!!」と言ってくれたよ。
「なんてかわいいことするんだー!!! 」って意味ね。
年下の男の子にそういわれるのはちょっと、、、笑
でも、喜んでくれて良かった。
LEN、君のお陰でたった3日だったけどペナンという街も好きになりました。
いくら美しく整った場所でも人が悪ければ、きっとその景色を美しいと思える事はないのかも。出逢う人によって良くも悪くもなるのかもしれない。
そんな事を思った。




































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